パチスロ経験が長くなると負ける事も多くなりますが、それよりも大勝ちした時の記憶って非常に鮮明に覚えているものですよね。
特に万枚なんて出した時には興奮しまくりです!変な汁も出まくりです!あ、脳汁の事ですよw
しかし、機械割的に考えてみると万枚出すには設定6でも難しいんじゃないの?と思う方が多いと思います。
とは言うものの、やはり高設定に越したことはないような・・・うーん。
では機械割と出玉にはどのような関係があるのか、単純に機械割が高ければ出玉が多く出るのか、機械割の収束と期待値、万枚が出る条件について考えていきます。
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一概に機械割が高い機種が出るとは限らない
皆さん大好きなバジリスクや凱旋、ハーデス、沖ドキなどの機種は出玉性能が優れている為、ホールでは人気機種に抜擢されていることが多いですよね。
とにかく一撃がデカいので、どこからでもまくれるという期待が人気の秘訣です。
なら当然、機械割も高く設定されているのでしょうか。以下の表を見て下さい。
機械割/機種 | バジリスク絆 | ゴッド凱旋 | ハーデス | 沖ドキ |
設定4 | 106.6% | 106.6% | 106.3% | 103.9% |
設定5 | 112.1% | 112.1% | 111.1% | 106.2% |
設定6 | 119.2% | 119.6% | 116.3% | 107.9% |
バジの絆や凱旋は機械割が高いと言えますが、沖ドキなんて設定6でも107.9%しかないんです。
1万回転回した時の設定6の期待値が約2,400枚。
それなのにホールでは5,000枚、6,000枚なんて当たり前に出ています。
いいえ、それは違いますw
ホールはそんなポンポン6を使う余裕なんてありません。
・・・と言いたいところですが、沖ドキに関しては設定6を使うホールが結構多いです。
なぜなら沖ドキの6は不発する事が多く、実際に共通ベル確率は設定6をぶっちぎっているのに、出玉は出ない!という事が日常的に見られます。
あれは共通ベル確率が信用できない、あてにならないという訳ではなく、設定6が不発するからそう見えるんです。
実際に爆連しているほとんどの台は設定不問。
沖ドキの設定狙いをこれからしようと考えている方は、もう一度考え直した方が良さそうです。
ではなぜ期待値以上に出る台も多いのか
ここからは私の主観になりますが、メーカーって機械を作ると同時に機械割も公表する事が多いじゃないですか。
あの機械割ってメーカーが検定を受けてそれに通って初めて出る数値なんですよね。
しかもその検定は17500回転まわして機械割が120%を超えてはいけない、55%を下回ってはいけないなど沢山の条件があり、それらを突破した台のみがホールに設置されています。
でもそれってつまり、10000回転時には機械割140%くらいでも17500回転時に120%以下に落ち着けば検定通過が可能だと言う事。
開発メーカーにおけるプログラマーの腕の見せ所なわけですよ。
沖ドキだと1日を通して通常時マックス6000回転程、Aタイプでもマックス10000回転くらいしか回せないので、これだと短期間で万枚でるのも納得できそうです。
ハナハナ・ジャグラーで考えてみよう
ではAタイプで考えてみましょう。
特に人気な機種であるハナハナやジャグラーは連荘時、通称ハナ連・ジャグ連などと呼ばれ、一気に出玉が出るイメージがありますよね。
それも5回転・58回転・39回転・16回転・72回転・42回転・8回転のように確率を無視したかのようなハイペースで連荘する事が多いです。
そのような経験をした方が大勢いると思います。
完全確率でここまで連荘するのは少しおかしいような・・・
だって設定6でも毎ゲーム1/137ぐらいの確率で抽選しているはずじゃないですか。
しかし現実は毎ゲーム同じ確率で抽選なんかしていないんですよねー。
スロ経験が長い人は気づいていると思いますが、朝一2000枚出た台が富士山のごとく落ちるグラフを何度も何度も見たことがあると思います。
プログラミング経験がある人は内部構造が何となくわかりそうですが、恐らく完全確率、すなわち毎ゲーム同じ確率で抽選しているのではなく、この期間は1/50で抽選、この期間では1/200で抽選・・・と言った形で抽選確率が変わるのだと思います。
それが波を生み出し、一時的に機械割が高まったり低くなったりする要因だと私は捉えています。
その確率を全て平均して1/137に落ち着くのではないでしょうか。
まあ、中には神様的な天性のヒキを持った人がいるかもしれません。
しかし、それは私たちには関係のない事で、一般人は誰がどの台を打っても結果はほとんど同じ。
完全確率を信じて設定4で3000枚出ている台を後ヅモで打つとしましょう。
さぁ、これから1/150の抽選を受けるぞっ!
いやいや、後半は実質1/200以下の抽選テーブルに移行するパターンが多いんです。
波理論もあながち的外れではないんですよねー。
万枚が出る条件
万枚が出る時っていろんな要素が絡み、薄いフラグを沢山引いて万枚達成~となる場合が多いです。
例えば凱旋なら、赤7引いてストック3つ乗っけた状態でATを消化してる最中に、GODインGODインGODとかw
すると一撃でこんな風になるんですねw
まぁ2年前の画像なんですがね。
でもこれって勿論、狙って出来る事ではないんです。少なくとも打ち手にとっては。
なら店側は万枚出るように仕込む事は出来るのか?
実はコレ、可能なんです!
え?と思った方もいるでしょう。可能です。
ただ万枚出た台すべてが仕込みかと言うとそうでもありません。
しかし、機種によっては打ち替えの仕方によって、ある程度出玉をコントロールできるものもあるんですよ。
これはメーカーがそのような仕様にしている事が多いです。
プログラミングコードって表から見えないですからね。
機械割なんていくらでも抜け道を作る事ができます。
全台共通かは知りませんが、特にハナハナだと、設定6から設定5にすると当たりが止まらなくなる、なんて言われてますね。
私も人生の中で2回程そのような台を打ったことがありますが、ほとんど200回転行く前に当たりまくるんですよw
本当に6から5は別格で、「あ、今日万枚あるわ」ってゆう感じになります。
何ていうか、これぞ裏物!みたいな気分になります。
細かい打ち替えの仕方までは把握していませんが、実機を持っている方がいれば是非、試してもらいたいです。
まとめ
なぜ私がここまで言えるのかというと、実は行きつけのホールの店長から直々に仕入れた情報なんですよ。
その際に聞いた情報というのが
沖ドキの万枚出てる台って、奇数の誤爆だと思うでしょ?
でも本当は1~6全ての設定で1度は万枚出てるんだわ。
因みに意図的に万枚出す方法も実は知ってる。
こんな話を聞いたら完全確率なんて当てにならないですよねw
だって意図的に万枚出せるなら、完全確率ではなくなるじゃないですかw
しかし、そんな事言ってたら何も打てなくなりますよね。
今回本当に言いたかったのは、完全確率を信じて富士山みたいなグラフを描くより、
毎ゲームの抽選確率には偏りがある事を、頭の片隅にでも入れておいた方がいいよって言うお話でした。